「自己開示」の使い方って?

スピーキングスタイル(話し方)

こんにちは。YAMAです。

コミュニケーションの上達を図る上で、

最も大事なことは「自己開示」だと思います。

ただ、自己開示は気を付けないと

「ただの自慢」になってしまう可能性もあり、

さりげない使い方が必要です。

ここでは、自己開示について書いていきます。

「自己開示」とは

そもそも「自己開示」とは、どういう意味でしょうか。

単語の通り並べてみると、

「自己」は「自分自身のこと

「開示」は「明らかに示すこと」です。

つまり「自己開示」とは

自分自身の情報を、ありのままに相手に伝えること」になります。

「自己開示の効果」

人は、初めての人と会うとき、

ちょっとした距離感や警戒心を持っています。

この人は、どんな人だろう・・・

一見、明るそうな人に見えるけど・・

自分に合う人かなぁ・・・

怖い人だったらいやだなぁ。

あなたも、少なからずこんな考えを持っていると思います。

(持っていないよって人は、そもそもこの記事を読む必要がない人種かも・・・)


そんな時、

  • 自分は〇〇才なんだけど
  • 仕事は営業をしていて
  • 小3の息子がいるんだ
  • 歌うのが趣味で

という会話を相手がしてきたら、どうなるでしょか。

  • 年が近いのか!
  • 仕事は違うなぁ・・・
  • 自分は独身だけど・・・
  • 歌うのは自分も好き!

みたいに、相手との距離感を図ることが出来ると思います。

相手との距離感が分かると、話しやすくなるきっかけになりますね。

つまり、自己開示の効果は

「距離感をつかんでもらうこと」

「相手の警戒心を解くこと」

に繋がっていると思います。

「自己開示」の内容

さて、ここからは具体的な

自己開示の方法について書いていきます。

まずは

「どのくらい自己開示すればいいのか」

という事です。

最終的にはケースバイケースになるのですが、

  • 氏名
  • 年齢(年代などでも)
  • 住んでいるところ
  • 出身地
  • 家族構成、ペット
  • 仕事や学業など
  • 好きなこと、趣味など

あたりは差しさわりのない自己開示部分になるかと思います。

特に青色でアンダーラインを引いたものは、あまり問題ないことが多いです。

この中から、自分が出してもいいと思うものを選んで開示していきます。

「自己開示」の方法

自己開示ですが、少量ずつ話すのがコツです。

YAMAです。41歳です。

東京に住んでて、出身も東京です。

好きなことは歌うことで、今は妻と子供と住んでいます!

あ、仕事は営業をしていて・・・

なんて人はいないと思いますが、、、

相手は

えっと。KAWAです。29歳です。

東京に住んでて・・・

えっと。出身は~

となっちゃいますね。

これでは、相手はリラックスして話せません。

会話の上手な人は、必ずレスポンスの時間を作っていきます。

YAMAです。仕事は営業をしてます。

UMIです。

インストラクターをしています。

へぇ、インストラクターさんなんですね。

どのくらいやってるんですか?

新卒から入って、今8年目くらいです。

そうなんですね。

僕は今41歳なんで、一回りくらい差がある感じですかねぇ。

あ、はい。

そのくらいですね。

長くなっちゃうので、このくらいにしますが、このあたりを細かく解説していきます。

まず、冒頭。

氏名と職業を開示して自己紹介を終わらせます。

大体、この辺の話題だと相手も同じくらいの分量を返してくれます。

そして、必ず相槌を打ちます

次に「どのくらいやってるんですか?」と聞くことで、

仕事の話につなげる会話と同時に、年代もなんとなく聞いています。

ここではたまたま相手が「新卒から~」と言ってきたので、

自分も年齢の開示をしていきました。

と、会話の流れに沿って開示をしていくと、

相手もスムーズに情報が入ってくる状態になります。

最初は難しいですが、挑戦してみてください。

「自己開示」のそのあとに

ここまでの流れを見て、どうでしょうか。

自己開示を上手く使うと、自然と相手のことが分かってくると思います。

相手のことが分かると、そのあとは少し安心できますね。

話し方はテクニックです。

ぜひ覚えて色んな人と交流をしてみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

おしまい。

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